サラ・ポーリーの監督作ということで注目していたアウェイ・フロム・ハー 君を想うですが、この前見てきました。映画自体もすごくよかったのだけれども、ジュリー・クリスティの演技がすごい光っていて、驚きものでした。あれほどの演技ができる女優はめったにいないと思います。だから、ジュリー・クリスティがゴールデングローブの主演女優賞をとったという話をきいたときは、やっぱりそうだよね、という印象を受けましたね。

映画は40年以上もいっしょだった夫婦の話で、妻のフィオーナがアルツハイマーにかかってしまうのですね。フィオナは、自分でもアルツハイマーの徴候に気づき始めるのですが、これが悲しいんです。そして、もうだめだという感じで、みずから、アルツハイマーのために、介護施設に入ることを決意するようになります。

でも、その介護施設というのが、最初の入居から30日間は誰とも面会できないような規則になっているんです。これには、夫は大反対。でも、フィオナが決意したからには、最終的には同意せざるをえないのです。こういう感じで話がすすんでいくのですが、しばらくして夫がたずねてみると、フィオナはそこに入居しているほかの男を好きになっているという展開。なんて悲しい話でしょうか。ラストまで書いてしまうとネタバレになりますので、ここらへんでやめておきますが、ラストは必見だと思います。

ぜひ、アウェイ・フロム・ハー 君を想うをDVDでもいいから借りてみてほしいと思います。